往駒大社(いこまたいしゃ)

風神の龍田大社、水神の廣瀬大社に対して、火神の往駒大社です。

御祭神は、伊古麻都比古神(いこまつひこのかみ)と、伊古麻都比賣神(いこまつひめのかみ)で、そこに神功皇后(じんぐうこうごう)の家族達(五座の八幡神)が一緒に祀られています。

伊古麻都比古神(いこまつひこのかみ)とは、饒速日命(にぎはやひのみこと)のことだと思われます。

生駒山自体が御神体だそうです。

たくさん馬の絵が奉納されています。

本殿です。

この往駒大社では、1月1日に追鶏祭(とりおいさい)という祭事で新年が始まるそうです。

神功皇后が朝に出兵する際に、鶏が鳴くのを合図にしたが、鶏が鳴かなかった為に出発が遅れ、お怒りになった神功皇后は、鶏を川に流したとされ、それ以来、厄を祓う為に、鶏を追い払う祭事が行なわれるようになったそうです。

龍田大社の方では、その川から流れてきた鶏を拾って、使いとしたとされ、鶏=蘇我氏を表しているようです。

金の光背の漆黒の十一面観音像です。

鎌倉末期から室町初期のもので、雲慶(うんけい)作だそうです。

あの、仁王像で有名な運慶(うんけい)とは別人のようですが、なかなか凛々しい仏像です。

こちらは、二度の落雷と火災の厄災に遭いながら、今も青々とした葉をつける杉の木です。

災いにも負けない御神木として参拝者から信仰されているそうです。

真っ黒に墨のように焼けています。

天照大神の荒御魂とされる瀬織津比賣神(せおりつひめのかみ)です。

神功皇后を象徴する女神で、皇極天皇(こうぎょくてんのう)を表しています。

また、市杵島比賣(いちきしまひめ)という別名もあります。

皇極天皇は和邇氏と同族の息長氏の出身で、金刀比羅宮の祭神は大物主命とされますが、物部氏(大物主命)の後を継いだ和邇氏(皇極天皇)が本来の祭神となります。

象頭山の神様でもあり、仏教の聖天(しょうてん)に当たります。

ヒンドゥー教ではガネーシャと呼ばれ、シヴァ(大国主命)の息子とされます。

大国主命は敏達天皇に当たり、皇極天皇は敏達天皇の曾孫に当たるので、弁財天という水の神様である市杵島比賣とは別に、シヴァの息子だある火の神様の聖天という顔も持ち合わせているようです。

お稲荷さんと共に怒ると怖い神様だと言われます。

それでは、帰りましょう。

コメント: 2 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    たぬき (水曜日, 28 10月 2015 23:08)

    イコマツピコ(ピメ)。
    イは美称。尊称(偉大など) 。原型は『五十』(イソ(イシ、イセ、、、救済、救世主)、イ。)
    コマは、高麗のコマではないか?
    都はトとも読め『十(と、そ)。最高』。また、接続詞『の』の意味合い。

    偉大なる高麗の貴人(神様)
    、、、高句麗(句麗クレ)、、、高句麗を呉国と表記している場合も
    高句麗とその同族の百済のそれぞれの王家の旗印は共に三足鳥、、、八咫烏

  • #2

    やっしー (木曜日, 29 10月 2015 06:05)

    たぬきさん、いつもコメントありがとうございます。